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2008年11月

2008年11月30日 (日)

葛飾区堀切地区 震災復興まちづくり模擬訓練第2回

 前回第1回は高齢者単身世帯や商店主,作業場社長といった堀切地域で生活し生計を営む代表的なパターンの立場で,住まい,お店,こうばの再建を考えた.
 第2回訓練では,学校避難所を中心とした避難生活が一段落した後,地域に留まって再建を進めるための「時限的市街地」がテーマであった.
 僕は「時限的市街地の方針チーム」のファシリテーターを担当した.
 ・小中学校の校庭は使わない
 ・焼失地は可能性はあるが地権者の意向を第一にすべきだろう,
 ・中川土手(首都高速下)を利用するしかない
 といった方向性が出された.他のチームで1/100模型を使って仮設住宅地を検討したチームの知見を踏まえると,「避難生活に対応し,ケアーするための拠点」からどのように移行させていくか,という視点を加えなければいけないな,と感じた.
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2008年11月28日 (金)

久しぶりの横浜

 神奈川大学の非常勤で横浜のクイーンズスクウェアへ.神奈川県内で地域防災活動に取り組む方々へ東京での経験をお話しした.う〜ん,「となりの芝生は青い」と感じつつ.参考になったようでホッとしている.
 その後,黄金町バザールをブラブラしつつ,馬車道で横浜市役所同期のメンバーと一献.人の動向を肴に飲んでいたら,市役所時代に大変お世話になったお1人が来年度で定年とのこと.「第2の人生」はどうされるのかなぁ,などと話していたら,すっかり自分も中年(壮年?)になっていることを半自覚.つまり,一方で大学院生に「公務員になるとこんな仕事ができるよ」と投げ掛ける一方で,「現役をリタイアしたら」な〜んていう話もぼちぼちしてもおかしくない感じになってきた.

2008年11月23日 (日)

災害復興学会大会

 2008年1月に設立された「日本災害復興学会」に参加.「震災復興まちづくり模擬訓練を通した地域復興組織イメージの事前形成可能性―練馬区桜台地区の事例から―」を報告した.
 首都直下地震については「量への対応」が第一に求められることから,マニュアルづくりや様々な訓練が不可欠だ,と最近感じている.「仕組み仕事術」の著者 泉正人氏に依れば,仕事を「考える系」と「作業系」にわけることが成功(効率向上)の秘訣だとか.通常時の対応システムがマヒし,緊急時の対応システムが求められる震災復興のフェーズだからこそ,「考えずにタスクとして処理すべき点は,マニュアルに沿ってスピーディに処理する.そうでなくても考えるべき点,考えざるを得ない点が多々出てくるだろう」と感じる.そういう意味では,神戸大の塩崎先生が私も発表したセッションの全体質疑で指摘されていた,「このセッションでは,現場の実態改善論と長期的なビジョン論の2つがあって両者の距離が大きすぎるのでは」といった指摘について,私自身は,復興訓練という現場において,「実態改善論(=作業系)」と「ビジョン論もしくは制度論(=考える系)」の両方の視点が必要で,ビジョン論をもっていない訳ではない,と思っています.
2008nov_ichiko

 参加されていた土木技術者の先輩から,
 ・復興に問題意識と情熱を持った人たちが、様々いること.
 ・まだまだ、様々な課題が山積なこと.
 ・「復興研究」の対象や内容の範囲に、コンセンサスが出来ていない.
 ・市古先生は、研究の域にとどまらず、アウトカムを出すべく実践していること.そういう先生達が、他にもいること.
 最後の点の前段は保留するにして,自分もそういう印象を持った.
 よい大会発表会だったと思う.

2008年11月 7日 (金)

防災めぐろ区民フォーラム

 今年2月から6回にわたり開催されてきた「防災めぐろ区民フォーラム」の最終回.「防災対策に関する提言」を青木区長あてに答申する回であった.
 毎回,密度が濃い発言があり,副座長を仰せつかった私自身,大変,刺激的なフォーラムだった.区と企業やNPOで締結する「災害時対応協定」,および,地域組織,各種活動団体,区の3者で締結する「減災地域協定」について,今後是非,実現をはかっていただきたい.
 本日の区長と委員との議論を通して,最も考えていたのは,非常時における「リーダーシップ」と「パートナーシップ」のあり方.直載的に言えば「上位下達」の組織原理と,各主体と個人の参加の場を確保した上での「水平的協働関係」をどうバランスよく,機能させていったらよいか,という点だった.おそらく,概念的(理論的?)に考えてもあまりよい回答はなく,個別的に,各地域の特性に則ったしくみ論が不可欠なのであろう.これは現在,復興訓練で関わっている,八王子市諏訪地区,葛飾区堀切地区,そして目黒区で,それぞれ特性があるものになってくるように思われるが,いかがであろう.
 座長の中井先生には,時に頭でっかちな私の発言を補足いただいたり,進行について大変的確なリーダーシップをご発揮くださった.区役所の担当課長さん,係長さんも大変だったかと思うが,会議資料(およびその後の議事録,実はこれがすばらしかった)について全部直営で準備いただいた,心より感謝申し上げたい.
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2008年11月 3日 (月)

葛飾区堀切地区 震災復興まちづくり模擬訓練第1回

 先週の八王子市諏訪町に続き,今週は堀切菖蒲園や下町グルメで魅力的な葛飾区堀切地区にて震災復興まちづくり模擬訓練に参加.
 堀切における私の担当は,訓練用被害想定の作成と当日のファシリテーター.被害想定で言えば,八王子や練馬と異なり,内閣府や東京都による東京湾北部M7.3の被害像をしっかり見据えることが大事.
 ファシリテーターについては,毎回のことながら,あがってしまい,わかりづらい説明になってしまった面があり,反省.
 柏崎の復興に従事されている若手研究者に興味深い話をしてもらい,よいスタートになった.
 木造建築の耐震改修をテーマとする博士課程の院生の参加もあり,今後の展開が楽しみな訓練.

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