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2010年2月

2010年2月18日 (木)

豊中市庄内地域:再開発からまちづくりへ

 豊中市出身の院生が中心となって,豊中市庄内地域における「防災まちづくり」40年の取組みを組織・建築・知恵の「継承」という視点から調査を進めている.
 庄内地域は1972年の「再開発基本計画」を嚆矢として,法制度化に先駆けて「修復型まちづくり」の先頭ランナーだった地域.「まちづくりの学校」とも呼ばれている.
 今回,いわゆる「文化住宅」が継承されつつも,共同建て替えや生活道路整備に伴う沿道建物更新が進む地域を現地踏査し,地域の協議会の初代会長さんに話を伺うことができた.地域リーダーレベル,市の都市計画担当レベル,専門家レベルで,しゃべっている言語が異なっているようで,庄内地域への想いは共通している点に感銘.
 協議会会長のみなさま,豊中市市街地整備室のみなさま,お忙しいところ,本当にありがとうございました.がんばってくれた院生諸氏にも感謝.

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2010年2月 7日 (日)

豊島区上池袋 第4回復興まちづくり訓練

 2009年10月から約5ヶ月にわたって取り組んできた豊島区上池袋地区の復興訓練も最終回.最終回では今年ブレイクすると思われる「ワールドカフェ」方式で訓練を実施した.具体的には「すすめ方商店」「仮設市街地本舗」「まちづくり工房」「くらしサービス社」「復興なんでもカフェ」というテーマ別のカフェを時間を決めて参加者が訪問し,意見を集約していく,という方式.
 僕は「すすめ方商店」を担当させていただいた.論点としたのは,

  1. 地域復興協議会の大事な仕事は?(行政との窓口, 計画提案 ,広報,被災者支援,・・・)

  2. 上池袋地区の復興協議会の構成は?(全体、町丁目別・町会別、事業別等の関連)

  3. 復興協議会の準備はだれがどこで始めるか?(震災救援センター、まち協、町会、区のよびかけ等)

 特に1点目のテーマについて,かなり本質的な意見が集約できたと思う.その結果は3/14に予定されている「報告会」までに整理する予定.
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2010年2月 1日 (月)

東京港の震災復興シナリオ模索

 ちょっとした縁があって,首都直下地震における東京港の対応,果たすべき役割について考える場を得た.基本的にはBCPで対応すべき分野という印象だが,都市復興との関係で,事前復興的な考え方が有効なこともありそうだ.
 まずは現場調査が大事,ということで,大井埠頭—京浜運河—天王洲運河,および豊洲—東雲—辰巳あたりを歩いてみた.圧巻だったのは八潮パークタウンから大井埠頭を眺望した写真,
 湾岸道路/首都高湾岸線/JR新幹線大井車両基地/JR貨物ターミナル駅/大井埠頭
 が一望である.まさに都市の大動脈,という印象を受けた.
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 以下,つぶやき.

  • 点/線ではなく面という視点で考えることが不可欠.
  • 八潮パークタウンから港方面:湾岸道路/首都高湾岸線/JR新幹線車両基地/JR貨物ターミナル駅/大井埠頭
     →物流の大動脈
  • 京浜運河の災害時利用
     →大井.青海埠頭間の水域は,圏外物資搬入用で占有(大型船)されるのでは(?!)
  • 集合住宅居住のボリューム
     →八潮パークタウンには,小中学校,品川区出張所などがあり一つの生活圏.●●世帯/●●人(2005年国勢調査)
     →応急対応・避難生活対応は地元区であっても,連携して間接的支援が必要な状況が出てくるのでは(インフラ関係).
  • 古い団地(cf.都営辰巳団地)/新しいまち(cf.東雲キャナルコート)
  • 海上公園の災害時利用
     →仮設住宅/時限的市街地
  • 水際土地利用の転換(倉庫のコンバージョン,ビルへの建て替え)
     →神戸東部新都心(神戸製鋼製鉄所跡地)
     →従前の都市更新トレンドが加速される・・・.
  • 平常時における「まち」と「うみ」もしくは「ひと」と「うみ」の関係が災害時にも利いてくる.
     →水に直接触れ合いやすい水辺/見るだけの水辺
     →なりわい(生産)空間としての桟橋/消費空間としての水辺

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