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2010年10月

2010年10月17日 (日)

災害復興学会大会 @神戸

 神戸大で開かれた日本災害復興学会の大会に参加.
 NHK大阪支局のKさんの四川地震の報告が大変刺激的だった.曰く,客観的事実としての「リアル」と意味や感情を含む「リアリティ」の区分けである.
 私は次のような質問をさせていただいた.

 「リアリティ」は個人(Individual)リアリティと集団(Group)リアリティに分けて論立てした方がよいのではないか.それは,十人十色の個人の意識や感情が,「メディア」によっていかに「集団の意識や感情」に生成されるのか,という問題系になる.さらに,新潟の復興支援員のように,被災地に入っていって,被災者と「ビジョン」というリアリティを生成していく取り組みを,復興研究者の立場として「ポジティブ・メディア」とするならば,テレビ局をはじめ主立ったマスコミメディアが,事例報告されたように,なぜ,ネガティブ・メディアになってしまうのか,その差異の意味が気になる.

 ソジャの言う「物理的空間/精神的空間/社会的空間」のカテゴリーにも通底する面がある.
 自分のフィールドである,事前復興まちづくりの実践は「ポジティブ・メディア」になっているだろうか.

2010年10月14日 (木)

震災復興キネマとトークの半日

 建築学会にて,佐藤滋会長のリーダーシップの下,青池憲司監督の「阪神大震災 再生の日々を生きる」および,新宿区大久保と練馬区桜台での震災復興まちづくり模擬訓練の報告映像の鑑賞会とトークの夕べに出席.
 トークに加わらせていただき,青池監督の映画で改めて印象に残った点を二点ほど,述べさせていただいた.
 一点目に,復興まちづくりに被災者が取り組むことを可能にする重要条件として,「発災から引っ越しを繰り返さなくてよくするための仮住まい支援」があること.「もう引っ越ししたくない」「区画整理で自宅再建が何年かかるかわからない,では話にのれない」といった語りが印象的だった.
 二点目に,「細街路ではなく『路地』というコトバ」がもつ意味の可能性である.専門家が用いる「細街路」とか「狭隘道路」といったコトバがいかに,まちづくりの将来像に関する住民のイマジネーションを閉ざしているか,地区計画により実現させたセットバックによる「路地」の形成プロセスを観て,強く感じた.

 また青池さんが「僕は,個人や家族の物語ではなく,集団を撮りたかった」とお話しされていたことが印象に残った.映画は地域でまちづくりに取り組む集団の「意味」にあふれていると思う.その後,佐藤先生と青池さんに加えて,映画を撮影したカメラマンのCさん,早稲田の若手建築家と一献.大変刺激的な夜だった.
 

2010年10月 4日 (月)

八王子市子安町での第二回地域協働復興訓練

 7/4(日)に引き続き,第二回目の地域協働復興訓練.
 第一回の振り返りを行い,柏崎比角地区での避難生活支援に地域で取り組んだ事例について紹介した後,グループワークに.
 僕は「子安公園は町の中心.災害時の子安公園の使い方の方針を決めておこう」というグループワークを担当させてもらった.
 写真にあるような「二階建てピロティ形式の仮設住宅」および「二カ所の緩傾斜親水護岸により,水利用のアクセスと平常時の公園の魅力を高める」の2つアイディアが出された中でもユニークだったと思う.
 年末をめどに,丁寧にまとめをおこないたい.

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