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2012年9月

2012年9月30日 (日)

池袋本町地区 震災復興まちづくり訓練第3回

 豊島区池袋本町地区の震災復興まちづくり訓練も,いよいよ佳境.
 第3回目は「復興まちづくり方針をつくる」というテーマ.
 想定プロセスイメージとして,大地震発生1ヶ月後くらいの段階で,地域としての「復興まちづくりのキックオフ」として,区役所から方針説明がなされる段階を想定した.
 区役所と地域組織を主体に,専門家側はそのプラットフォーム形成支援,というスタンスで訓練事務局を努めた.
 ファシリテーターを担当し,大学側としてコメントをさせていただく機会をいただいた.そこで指摘させていただいたのは次の4点.
(1)地域内を縦断する都計道72号と83号について,問題はその「デザイン」にあることが明らかになったように思う.歩道をゆったり確保する,沿道建物と道路との空間イメージが大事なのではないか.
(2)区からの提案にあった「復興住宅」の事業スキームが本来は肝要.「公営」でないことに意識する必要がある.民間のチカラを借りて,現在の借家率56%の地域の賃貸住宅の再建像に,いかに関与できるしくみを作れるか.
(3)各テーブルから指摘があったが,復興事業の「優先順位」や「プログラム」の検討提案は大事.生活と住まい再建を最優先に,また手戻りを最小限に抑える方向での基盤整備のプログラムをいかに描けるか.
(4)「みんなの声をいかした復興」という提案があったが,公正かつ速やかに,復興まちづくりを進めるしくみ,について制度設計面で再検証が必要と感じた.

 担当したテーブルで印象的だったことは,「公共施設整備重視」の区画整理でなく,「細街路整備重視」のミニ区画整理を地元からの提案で,という点.
 事業から計画へ,というアプローチは避けたいが,事業を「公正かつ速やかに」組み立てていくための「プランニング」の必要性は必ずある,と思う.

2012年9月29日 (土)

スマトラ島西部地震から3年:集落復興実態調査

 2009年9月30日の発災から3年目を迎えたスマトラ島西部地震の集落復興調査に従事.

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2012年9月14日 (金)

長野県栄村の定点訪問

 2011年3月12日に発生した長野県北部地震で被害の集中した栄村を,後輩の建築家,大学院生と訪問.地元NPOのメンバーと主な集落をまわる.米づくりに欠かせない「みずみちのシステム」の歴史的な営みについてお聞きする.もしかしたら,明治期以前は,ここは蕎麦畑,だったかもしれない.急傾斜と遠くの場所から水を確保している.そして「みずみち」の維持には,集落の人々のいとなみがある.
 ちょうど9/6に「栄村震災復興計画」が策定された.宮城・岩手と比べればゆっくりではありますが,その分,「栄村らしい復興」について,かなりつっこんだ興味深い議論がなされている.
 引き続き首都大チームとして「寄り添って」いきたい.

 ところで,建築学会大会でも,栄村での調査支援活動について報告.何人かの先生から質問と大変に示唆のあるコメントをいただいた.東北やインドネシアの情報交換も含め,手応えのある学会参加になりました.

 A&Aさんが市古研究室の活動を紹介くださってます.「槌音」シリーズの第3話です.
http://www.aanda.co.jp/fukko/03_sakae.html

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