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2013年11月

2013年11月16日 (土)

中高層集合住宅における災害時自宅生活継続に関する研究

 2011年度に多摩ニュータウン別所地区で実施支援した「災害時の自宅生活継続に備えるワークショップ」を地域安全学会にて報告.
 発表した論文は下記です.
 中高層分譲集合住宅での「自宅生活継続に備える」ワークショップ手法の開発 ,地域安全学会論文集No.21, pp.71-79
 会場での質疑は次のとおり.

Q:ワークショップにおいて発災時に住戸内に「住み続けられるかどうか」の判断はどうやってすることになっているか?

A:ワークショップで前提する被害想定をどうするか,という問題になると思います.今回のワークショップでは1991,2年の完工建物であり,維持管理状況もよいことから「住み続けることはできる」という設定で進めました.直後の継続可否の判断方法は大事な点と思います.

Q:発災後100時間といった直後期だけでなく,生活支障期の取り組みを可視化した点は意義がある.どう実現性を担保するのか,事前の取り組みとしてどんな意見があったか?

A:在宅避難生活支援Projectについて,本ワークショップでの最も大事な点であること,その通りです.居住者同士の「共助」の可能性が共有された,という意義はありますが,実現性を高めていくための方法論には到達できておらず,今後の研究課題といたしたいと思います.ただしワークショップでは,ネットとPCに強い理事メンバーから,外部支援情報を編集し共有する,居住者の取り組みやニーズ,提案を共有する,といった情報共有に関するProject提案といった,地に足のついた提案がなされたことは印象的でした.

 このワークショップについては,以前にこのブログでも紹介してきました.

 八王子市別所地区の地域協働復興訓練第3回(2011/11/20)
 http://disaster-research.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-6bc5.html

 加えて,2013年11月9日には,同じく八王子市内の多摩ニュータウン宮上地区で,中高層集合住宅における震災時対応を考える勉強会の運営支援をおこないました.宮上地区の支援は引き続き研究室として継続中です.

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