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2015年11月27日 (金)

高齢者・子育ての不安に寄り添う復興を組み立てる:豊島区長崎123地区復興まちづくり訓練ファイナル

 11/21に長崎地区復興まちづくり訓練報告会が実施され,5月に神戸野田北部の河合さんにお越しいただいてのガイダンスから半年以上にわたって実施されてきた復興訓練も最終回を迎えました,豊島区では2009年度の上池袋から始まって4地区目ですが,一貫して市古研究室も関わりを持たせていただいています.豊島区の事前復興まちづくりについては,豊島区のホームページもご覧ください.
 報告会では,パネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきました.論点として提起共有したのは,第1に被害が集中し市街地復興事業による重厚型復興街区にとどまらず,一部損壊も含めて自治町会圏域と生活圏の単位で「計画」をつくることの意味について,第2に,いざという際に専門家の智慧をうまく(場合によって「したたかに」)取り入れながら復興を進めていくことの重要性です.これは長崎123地区における復興訓練の成果とも感じた点でした.
 報告会も含めて6回のワークショップを通して,長崎123地区の訓練成果は「地域の智慧を活かして高齢者と子育て世帯の不安に寄り添う再建を組み立てる」という方針が浮かび上がりました.報告会のパネルディスカッションの2つの深掘り議論も,この点に関連しての投げかけでした.すなわち「地区のスケールでの計画づくり」は高齢者・子育て世帯の不安に寄り添って,という意見が参加者から多く出されたことから,地域の関係性のネットワークの中で,復興に取り組むための手立てでもあります.また専門家の智慧を取り入れて,は,長崎地区の訓練において,地域在住の専門家が複数参加され,地域人としても関わるきっかけになったこと,が印象的だったため,でした.


Pa240208


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